動画編集【手順書自分用】

1.プロキシの作成(所要時間5分)

プロキシ(画質を落とした軽い素材)を作成し、作業をすることで動作を軽くできる。

  1. プロジェクトパネル内の素材を右クリック→プロキシ→プロキシを作成→OK
  2. メディアエンコーダーに自動書き出しされる
  3. プログラムパネル内のプロキシの切り替えアイコンをクリック

プロキシデータも一緒に書き出しされて容量を喰うので、納品完了後データを削除すると良い。

1.ノイズ除去と音量調整(所要時間5分)

別撮りのピンマイク音声はモノラルトラックに入れる【🔈マークL・Rの無い音声】

ノイズ除去→音量調整の順に入れる

ノイズ除去

  • クロマノイズ除去(ホワイトノイズを抑える)こもった音になるため値は最小値推奨
  • リバーブ除去(反響音を抑える)こもった音に聞こえるため最小値推奨
  • 自動クリック除去(カット時のブツッ音を抑える)

音量調整(オーディオトラックミキサー)

  • 『ダイナミック』→「コンプレッサ」『比率』、『補正値』をいじる
  • 『リミッター』しきい値「-6」

比率・・・大きい音を小さく、小さい音を大きくする。「-2」〜「-6」程度

補正値・・・音量全体を底上げする。※演者の声が「-1」〜「-6」になるように。

再生した際に音量バーのLRの高さが違う場合、エフェクト(右(左)チャンネルを左(右)に振る)を追加する。

2.カット(所要時間3時間〜)

  1. 明らかな言い間違いや、無音の時間を大まかにカットする。(2時間〜)
  2. ジェットカット(発生2F・言い終わり2Fを目安にカットする)(1時間)

動画編集CAMPのショートカットキーを推奨『S』『A』『D』『F』『Q』

3.文字起こし(所要時間)

自動文字起こし手順①

  1. 自動文字起こし
  2. キャプションの作成
  3. テキストボックスのサイズを最大に変更
  4. 不要な語句の一括削除
  5. 文字数の調整
  6. 全角・半角スペースの削除
  7. 誤字脱字の修正・改行
  8. エッセンシャル化
  9. クリップの隙間を埋める
  10. テキストボックスの変換
  11. 発生タイミングと揃える

①文字起こし

テキストパネル→文字起こし→文字起こし開始

②キャプションの作成

テキストパネル→『CC』→『<キャプション環境設定』{(1行の最大文字数30)→(最短のデュレーション2)}

③テキストボックスのサイズを最大に変更

キャプションを全選択→『プロパティ』→『整列と変形(横長サイズ1000)⇦適当に大きい数字を入れて最大にする。』

④一括誤字修正

検索窓に『、』『。』『固有名詞の誤字』などを入れて検索→『全て置き換え』

⑤文字数の調整

1画面に収まる文字数に調節する。(※改行しても⑥で消えてしまうので無視でOK!)

分割 : 『command』+『Q』→同じ文を複製する

結合 : 『command』+『W』→複数選択したテキストをくっ付ける

⑥全角・半角スペースを消す

検索窓で『 』『 』を消す。(※分割結合をすると間にスペースが入ってしまうため)

⑦誤字脱字の修正・改行

助詞抜け」、「ら抜き言葉」、「固有名詞や専門用語の誤字に注意!」

⑧エッセンシャル化(キャプションをクリップに変換)

キャプションを全選択→グラフィックとタイトル(上部メニュー)→『キャプションをグラフィックにアップグレード』

⑨クリップの隙間を埋める

クリップを全選択→右クリック→『速度・デュレーション』→🔗マークを切る→デュレーションを1分程度に書き換える。

⑩テキストボックスの変換

クリップを全選択→エッセンシャルグラフィックスパネル内のテキスト横の🔧マーク→段落テキストをポイントテキストへ変換する。

段落テキストはテロップの範囲を先に決めるため勝手に改行されてしまうなど不便。

11.発生タイミングと揃える

クリップの位置を発生タイミングと揃える(※基本はカットタイミングでOK)

  1. テロップのトラックターゲットを有効(青)にする
  2. テロップ以外のシーケンスをロックする。

前の編集点を再生ヘッドまで変更 : 『R』

後の編集点を再生ヘッドまで変更 : 『W』

12.テロップの高さを確認する

トンマナや過去プロマネと高さが違う場合は、

エフェクトコントロールパネル→ベクトルモーションをクリック→コピーしてクリップに貼り付け

4.動画の構成を決める(所要時間10分)

アイキャッチ(小見出し)を入れるクリップの色を変えておく。

5.強調(テロップ+SE+画角)(所要時間2時間)

トンマナ・過去プロマネからテロップ・SE・画角を挿入する。(ナンバリングは図解を挿入)

演出時は小見出しを非表示にする

6.画像挿入(所要時間1時間)

  • 固有名詞には画像を挿入する(Twitter/Instagram/会社名/商品名など)
  • 小画像の挿入時は背景にブラー(ガウス)を入れる。『50%』
  • 全画面のイメージ画像も適宜挿入する。

画像のエラー(このファイルのビデオビット数はサポートされていません)

フォトショップで「CMYK」→「RBG」に変換すると解決。
(シアン・マゼンダ・イエロー・キープレート(黒)→光の三原色に変換)

7.ダイジェスト・ED・アイキャッチ・小見出しの作成(所要時間30分)

チャンネルの過去動画、トンマナに順守。

7.BGM[-26]〜[-28]db(所要時間10分)

『G』オーディオゲイン→全てのピークをノーマライズ「-27」

  • 曲の長さが足りないとき→ツールパネル「リップルツール」→BGMの後ろをクリックしながら伸ばす。
  • フェードイン・アウト(徐々に音量を上げ下げする)→『command』+『クリック』でキーフレームの追加。2箇所キーフレームをマウスで0dbまで下げる
  • 縮小演出の時にミュート(カットして『E』※削除しない)←クライアントによる

9.SE[-18]db(所要時間1分)

SEを全選択→『G』オーディオゲイン→全てのピークをノーマライズ「-18」

12.ノイズ除去(所要時間1分)

メイン音声クリップを全選択して『command』+『shift』+『D』で「クロスフェード」を一括適応。

(「エフェクト」→「オーディオトランディション」→「クロスフェード」→「指数フェードorコンタクトパワー」)

13.色調補正(所要時間10分)

・調整レイヤーを挿入し色調補正を加える(暗すぎる場合は明るく、白飛びしないように)

14.確認

プレビューがカクツク場合はレンダリング処理をする。

レンダリング(プレビュー画面が軽くなる)タイムライン上部が『赤>黄色>緑』の順で動作が重い

『I(インをマーク)』、『O(アウトをマーク)』→『「』(インからアウトをレンダリング)

  • 誤字脱字・ら抜き言葉・助詞抜け・演出時は言い切りの形にする。
  • 補助動詞は漢字×

・Youtubeを見る→観る ・〇〇出来る→できる

テキストパネル→書き出し→csvで書き出し→ドキュメントにコピペして誤字チェック

最も近い編集点をロールとして選択: 『@』 フレームずれの確認

動画終わりにディゾルブを入れているか

15.納品

[Frame.io URL][YouTube限定公開URL][PM(プロジェクトマネージャー)URL]

先方の納品方法によって、初稿を提出する。

【初稿提出】

お疲れ様です!

「〇〇〇〇〇〇〇」

初稿が完了いたしましたので提出させていただきます!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■Frame.io

■PM

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【修正提出】

お疲れ様です!

「〇〇〇〇〇〇〇」

修正稿が完了いたしましたので提出させていただきます。

ご確認のほどよろしくお願いいたします!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■Frame.io

■PM

■限定公開

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

お疲れさまです!

本日の進捗ご連絡いたします。

▼完了

・カット100%

・文字起こし100%

●予定通り○/△までに提出いたします。

タイトルとURLをコピーしました